市民救命士
9月9日は、「救急の日」です。
9月6日から12日までの一週間、「救急医療週間」が全国一斉に展開されます。
小野市でも毎月定期的に市民救命士講習の講座が開かれています。
今日は、ママの働き方応援隊として、同じ子供を持つママたちと、市民救命士講習Ⅲを受講してきました。
市民救命士講習Ⅲは、小児、乳児、新生児に対する心肺蘇生法、AEDの取り扱い、止血、異物除去等の応急手当を学びました。
学生時代にも学んだ経験はありますが、AED自体も機械が新しくなっていたり、胸部圧迫と人工呼吸の目安とする回数が違っていたり、
何より実際に子供が産まれてから受講するのと、学生の時に受講するのとでは、違った視点が入り、より深く身につける機会になったと思います。
また時間を見つけて、成人に対する心肺蘇生法も受講したいです。
午後からは、生き活き未来塾(介護予防サポーター養成講座)で「認知症を学び、地域で支えよう」という内容を学びました。
先日より、何度かブログにも書いているこの介護予防サポーター養成講座ですが、
介護予防を通して介護保険料の上昇を食い止めようということが目的です。
ですので、介護予防サポーターも65歳以下の方という括りで募集をしており、サポートする側も社会との繋がりや交流を通していつまでも元気でいようという趣旨があります。
しかし、私は地域コミュニティーに属していない世代こそ、こういった事業を通して、各世代の交流を深めるとても良い機会なのではないかと考えています。
仕事をしていると、なかなかこういった事業にも参加できませんが、特に出産後の社会との繋がりが希薄になり得る育児に専念するママやパパが、子供と一緒に受講するようになれば、無縁社会の解消にも繋がると思います。
介護予防サポーターはボランティアでの活動になりますが、月1回の参加を目安としておりますので、可能な範囲での参加も可能です。
各世代をそれぞれ一括りにしてしまうのではなく、各世代がうまく交流を図りながら、福祉、防犯・防災、地域の活性化などに繋がるような取り組みが増えていけばと考えています。
そして認知症に関する正しい知識を身につけ、地域で支える社会にしていかなければなりませんね。