9 6月 2015

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2015年06月09日(火)
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女性の社会進出

5月末日、市民の方から、

 

『子供を預けっぱなしで、夜飲みにいく、そんな母親が、女性の活躍を語れるのでしょうか。 』

というメールを頂きました。

私はこのお言葉を頂き、非常に残念に思いました。

このお方が、私の私生活をどのくらい見ておられるのかはわかりません。

 

私も3月末まで民間企業の社員でした。

 

いわゆる”飲みニケーション”も社会においてある程度は必要なこと、一社会人として身に染みて経験してきましたし、理解しています。

 

私は、働く母親のロールモデルとなれるよう、女性の社会進出において生じる矛盾を少しでも解消したいと思い、現在に至ります。

この流れですと皆様には、私が子供を毎晩預けたまま夜も出歩いているとイメージを持たれたり、夜の飲み会に参加する事に肯定しているとお思いでしょう。

実際にはこの議員活動をスタートした5月、
私が子供との時間を割いてまで行くべきと判断した夜の集まりに、2回参加しました。

 

私は、私の両親と同居していますし、5月も 私が夜不在の時は夫が子供をみていました。
私も、子供との時間がとても大切であり、常に育児と仕事を天秤にかける日々です。

 

私一人で子供を育てている訳ではもちろんなく、夫も家事育児をし、私の親にも協力してもらい、皆で育児をしています。

家事や育児は、男女やパートナー、家族で協力し合うことが重要であり、女性が家事や育児を一人で担わなければならないという考えは、女性の社会進出を阻むと私は考えます。

もちろん私には、男性が家族を養うべきだという考えもありません。
現に夫には、子供が産まれた後でしたが、
夢を追いたいという考えを尊重し、私が家族を養ってきました。

 

しかし、オシッコであってもウンチであっても子供のオムツ替えはお互いでしますし、掃除洗濯、料理もお互いで協力します。

子供をお風呂に入れるのも、男性の仕事ではありません、お互いで協力です。

その時々に、互いが協力し合い家庭を守り家族の為、社会の為にも生きていきたいと考えています。

これからの女性の社会進出においても、冒頭のような社会の認識を変えていくことは容易ではないと思います。

経営者や、店長など会社運営を担う人は、例え幼子を持つ母親でも、社員は店の為、会社の為に、プライベートの時間を割いてでも働くべきだという風潮があると感じます。

冒頭のような市民の方のご意見が、会社の中で生まれることは全くなく、社会の中で蔓延してしまう…

これが女性の社会進出において壁になる一つではないでしょうか。

私は全ての女性が社会進出すべきだという考えではありませんし、私の家庭のようにあれとは全く思いません。

各個人が、それぞれの意志を元に、実現できるよう努力できる社会であって欲しいと考えています。

子育てに専念したい女性は子育てをすべきだし、子育てと仕事を両立させたい女性はいかに家庭を大事にしながらキャリアを積めるか…
男性も然りです。
男性だからこうであるという必要はないと思います。

そして何より、子供が一番であること、それはどの親もしっかり理解していると思います、そうであって欲しいです。

自分の子供なのですから。

 

社会は、母親だから、父親だから、女性だから、男性だから、独身だから…

そういった目線で個人を見るの事のないような社会を、数ある選択肢の中から自ら決断し実行できる社会を、私は望みます。

企業などの働く場は、各個人のプライベートを大切にしつつ経営する努力が必要であるし、
社会は、各個人の生き方を尊重し、地域の触れ合いを深める努力が必要です。

長くなりましたが、
女性の活躍を語れない人などいません。
私はそう思います。
私は身を持って証明します。
AKB48の高橋みなみさんを真似る訳ではありませんが。

 

 

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