6月定例会が閉会しました

6月定例会が閉会しました。

可決した補正予算の内容は、
・市内の介護施設に簡易陰圧装置6台の補助(県費)
・観光推進アドバイザー報酬と調査研究委託料100万円(一般財源)
・救命講習等で使用するAEDトレーニングユニットや消防団の防火服、市場地区地域づくり協議会使用の備品購入(宝くじ助成金)

などです。

消防ポンプ自動車の取得や、旭丘中学校長寿命化改修工事請負契約についての議案も可決しました。

インボイス制度の実施延期を求める意見書を政府に送付することを求める請願は、
委員会付託で審査となりましたが反対が多数となり、
本会議において私も反対の立場をとらせて頂きました。

お気持ちが分かる部分も多々あるのですが、
10月実施に向け進んでいるこの状況の中で、
インボイス制度そのものの実施延期ではなく、
より良い制度にしていく為の意見書を出すなどの方向性が良いのではと私は考えています。

そして私は今定例会前に、
特定商取引法の抜本的改正を求める意見書案を議運に提出しました。
こちらは他の議員の皆さまにもご理解頂き可決となりました。

内容は、他の自治体の議会からも出ている意見書ですが、
実は改選前の3月の議会で陳情書としてあがってきていたもので議場配布となっていました。

私はこれまでから、小野市議会では陳情書は基本的に議場配布と議運で決定しますが、
“意見書として出してほしい”という内容の陳情書を議場配布だけで終わることに疑問を抱いていました。

議場配布されたものを会派で議論し、少しタイムラグは出てしまいますが、次の議会に意見書として自ら挙げていくということも可能なので、
内容も必要性があるものであった為、
今回私はその手法をとりました。

3期目の目標として、
議会の機能を今以上に果たしていきたいとの想いです。

この件について議運では、
委員の方から『前回の議会で議場配布で終わったことだ』とか『出し方が軽い』？というようなお叱りも受けましたが、
これに懲りずにまずは会派でしっかり考え、他の会派の皆さんにもご理解頂きながら、
今後も議論の場を深めていけたらと思います。

ご理解ご協力頂いた議員の皆さま、ありがとうございました。