27 3月 2019
2019年03月27日(水)
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3月定例会が閉会しました

昨日、3月定例会が閉会となりました。

小野市のHPでも平成31年度当初予算案が掲載されています。

 

市議会では予算特別委員会を設置し、予算の説明を受け審査致しました。

途中様々な事情があり、予算特別委員会が何度か中断しましたが、

最終的には一部の議案が賛成多数となり、平成31年度一般会計予算をはじめとした全ての議案が可決されました。

 

新庁舎の建設によってこれまでにない大きな金額の予算となりました。

新庁舎建設にあたってはこれまでの貯金を取り崩すものの、平成31年度末の残高目標として78億円を見込んでいます。またこれから生まれてくる方々皆んなで公平に庁舎を使用するという観点から、地方債の借り入れも行い建設が進められており、平成31年度末の地方債残高は220億円の見込みですが、国からの補填で、実際の負担額は88億円となるとのことです。

市税収入はここ数年順調に伸びており、73億円を見込んでいます。

 

平成31年3月の支給をもって、小野市福祉年金を廃止するということが提案され、私も今回一般質問で取り上げさせて頂きました。

小野市福祉年金は、障がい手帳をお持ちの一部の方が対象となり、年に1度10,000円〜25,000円が支給されるもので、平成29年度は1881人が対象となった事業です。

昭和46年に創設された当初は、福祉サービスが未成熟であったことなどからも、このような支給が行われてきましたが、

現在では個人への給付から、自立を促進するサービス支給への転換が図られ、障害福祉サービスが充実してきています。

そして、年々福祉サービスに係る経費が増大しており、平成29年度は約9.4億円でありました。平成18年から推移を見ると、12年で約3.3倍と大きく増加していることなども説明を受けました。これからも増加が見込まれているこれらの福祉サービスを、持続可能なものとしていくため、またこれらサービスの充実に務めていくため廃止の決定となられました。

 

私自身は、支給を受けておられる方々にとってあまりに急な対応となるのではと懸念をお伝えしましたが、

市内のそれぞれの障がい者団体へ市から説明を行った際、皆さまご理解頂いたというご説明と、障がい者団体へ所属されていない方々については最終支給の通知書と共に、改めて現在充実してきている福祉サービスについての紹介や丁寧な説明を行っていくという当局の説明に、私も理解し賛成致しました。

 

施策一覧表

パソコンでは少し見にくいかもしれませんが、小野市で現在行われているサービスの一覧です。

 

十分に理解し、活用することも簡単ではないと思います。

これらのようなサービスがありますので、もしお困りのことがありましたら窓口でぜひご相談ください。