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活動報告
更生保護女性会とは
小野市更生保護女性会主催の更生保護基礎研修で、「更女のイロハ」を学ぶ機会がありました。
更生保護女性会は通称、”更女(こうじょ)”と言われるようです。
更生保護女性会とは、地域社会から非行や犯罪をなくし、過ちに陥った人たちの立ち直りを支援する全国組織の女性ボランティア団体です。
全国では17万名の会員数があり、小野市では130名の方々がボランティア活動をされているとのことです。
更女の具体的な活動内容
- 地域で犯罪・非行のない地域社会づくりについて話し合う機会の提供
- 更生保護施設へ出向き月に1回「おふくろの味」の提供
- 刑務所で開催される矯正展への出店
- 更生保護施設へ物資等の贈呈
- 子育て支援活動 等
基礎研修では、小野市市民安全部長と小野市警察の警部補による『小野市の少年犯罪の現状について』講話もありました。
兵庫県における刑法犯認知件数の推移のグラフを用いたお話では、
刑法犯総数が戦後最多であった平成14年から、街頭犯罪・侵入犯罪はのきなみ減少しているものの、街頭犯罪の内、強制わいせつのみが減少していないということでした。
強制わいせつに関しては防犯対策が少なく、実際は難しいことでもあるが被害にあった際にはとりあえず大声を出すことが大切で、子供にもそのように教育しなければならないとおっしゃられていました。
また意外だったのが、北播磨の中で未成年の補導回数が一番多いのは小野市であるということです。(小野市:141件、加東市:52件、三木市:93件、加西市:73件、西脇市59件)
警察の方からは、親が子どもの悩みや話しを聞いてあげること、またそのような大人がいれば更生できるというお話もあり、更生保護女性会の皆さんの活動にも活かすことができる内容であったと思います。
私も今回の基礎研修で、更生保護女性会の活動内容等詳しく知ることができ、大変勉強になりました。