兵庫県議会に行く
伊丹市議会のやまぞの有理議員と、避難者カード標準化プログラムの一環で、兵庫県議会を訪問しました。
実は、兵庫県議会に行くのは初めてで、議会の傍聴も行きたい行かねばと思いつつ、一度も傍聴に行けずの状態でした。
県議会議員のインターン生とやまぞの議員のインターン生と共に、議場の見学もさせて頂きました。
小野市議会の傍聴に関して、子供が実質議場に入れない現状に違和感を抱いている私ですが、
兵庫県議会では、傍聴席にベビーベッドがあり、子ども連れも傍聴できる体制がありました。
驚いたのは、防音壁があるわけでなく、子どもが泣いたら議場外に出るだろうという意見もあって、費用の面でもとりあえず現在のスタイルになっているということを聞き、逆に私は非常に素晴らしいと感じました。
小野市議会では一般質問の際に、事前予約で託児を設けていますが、
0歳児は受け入れることが出来ません。
本来、市議会は誰もが傍聴できるはずであるべきなのに、0歳児の保護者は実質傍聴出来ない、子どもを預けないと傍聴出来ない、何日も前に予約しないと傍聴出来ないという現状は、
子育て家庭を応援しているとは到底思えません。
県議会でも、実際に子ども連れで傍聴される方はほぼいないという現状があるようですが、
体制をまず整えることは非常に大切なことだと考えています。
こういった議論をすると、そもそも希望者がいない、市民から要望する声がないという意見が出て、非常にもどかしく感じることが多いですが、
様々な場面で起こっている、”子育て中だから出来ない”ということは解消しなければならないと心から思います。
家族の協力を得たり、また男女関係なく家族で協力すれば、子育て中でもできることはたくさんあります。
子育ても頑張るし、子育て以外も頑張る、そんな母親・父親が増え、社会もそれを応援するような風土がもっと醸成されるべきです。