高次脳機能障害をご存知ですか
ホームページから問合せがあり、今週は市民の方と直接お会いする機会がありました。
小野市で、ご家族様と、どうゆうノウを立ち上げられた、高次脳機能障害当事者である19歳の井上京香さんです。
京香さんは、高校3年生の時に交通事故に遭い、高次脳機能障害という目には見えない障がいを抱えておられます。
高次脳機能障がいとは
病気やけがなどにより脳が損傷することで起こる言語や記憶、注意などの認知機能の障害です。受傷前にできていたことができなくなり、仕事や生活など様々な場面で支障をきたすことがあります。身体の障害をともなわない場合があるため、外見上わかりにくい障害ともいわれています。本人も自覚していないことが多く、家族や周囲の人からも理解されにくい障害です。
高次脳機能障害者は全国に30万〜50万人いるとされているようです。
京香さんは、幸いなことに身体の障がいを伴っていないため、一見障がい者であることはわかりません。
しかし、自分のような人もいるということを少しでも多くの方に知ってほしいという想いで、”どうゆうノウ”を立ち上げ活動されています。
コミセンおのでミュージシャンを呼び、音楽会を開かれています。
次回は、4月17日(日)13時より、コミセンおののコミュニティホールで、てふてふ ミニライブが行われます。
高次脳機能障害は、脳梗塞や脳出血などの脳血管障害、交通事故などによる脳外傷等が主な原因です。
誰もが起こりうるということです。
どうゆうノウの代表である井上さんは、保険の大切さも訴えておられました。
先輩議員である、髙坂議員が以前会派で話題に挙げておられた東京都の内部障害のヘルプマーク。
まずは知らないと始まりません。
一人でも多くの方が、それぞれの当事者の想いを理解し、共に生きる社会をつくっていきたいですね。
金曜日の午前中は、高次脳機能障害当事者である、三木市の畑山さんと、井上京香さんの講演が三木北高校で行われたので、お話を伺って参りました。
三木北高校の生徒さんを巻き込むような参加型の講演会で、生徒の皆様も非常に印象に残ったのではないでしょうか。
私も啓発活動に少しでも協力できればと考えています。