小野市防災センターの役割と運用について
小野警察署署員の皆様と、主に1期目の議員を対象に、防災センターの役割と運用について研修をして頂きました。
皆様ご自宅に、防災マップはありますか?
平成27年度に作成され、全戸配布されています。
地震情報、土砂災害情報、風水害情報、災害への備え、避難所一覧等、防災情報等を1冊にとりまとめた冊子です。
ちなみに、私が住んでいる育ヶ丘町の情報を見てみます。
山を削った新興住宅地ですが、2日間に288ミリの雨量があった場合の想定として、土砂災害警戒区域が育ヶ丘町東隣に出ています。
地域避難場所は、育ヶ丘自治会館と育ヶ丘保育所、拠点避難所は匠台公園体育館アクトです。
おのウィメンズチャンレンジ塾で防災について学んだ際、防災計画の中にはまだまだ課題があるということも学びました。
自分自身が被災した場合、その時々の状況でどう対応出来るのか、この防災マップを見ていても不安になってきます。
防災などという言葉は、女性にとって苦手意識を感じる人も多いかと思いますが、もしも、多くの男性が働きに出ている日中に大災害が起きたらどうするか。
女性だけで避難所を開設することはできるかなど、女性の視点も非常に大切であると学びました。
地域によっては、地域避難場所までかなりの距離があるところもあります。
ただ”防災”に関しては、行政がどこまで体制を整えるべきか、また、体制を整えていたとしても、個人個人の防災に対する意識が低ければ意味をなさないのではと思います。
小野市において、南海トラフ地震では最大震度6弱、山崎断層帯地震では最大震度7が想定されています。
また、近年の局所的に降る大雨などに備え、各家庭で防災について普段から話し合い、防災意識を高めることが大切だと、今日の研修を通じ改めて感じました。
安全安心メールに登録し、いち早く情報を入手する、
フェニックス共済に加入し、万が一被災した際の住宅再建に備える等も自分たちで出来ることの一つ一つになってくるのではと思います。
普段何事も無く平穏に生活しながら、防災意識を高く維持するということは非常に難しいですが、
様々なことをきっかけに防災について改めて考えることが、無理なく自分のできることなのかなと思います。