1年目といっても年齢幅はとても広い!
2日目の講義内容
“議会と議員”
“議員の身分と地位”
“議会活動について”
今日は丸1日、全国市議会議長会調査広報部副部長の本橋謙治氏による講義でした。
難しい言葉が並ぶ講義も、もちろん重要な勉強なのですが、
今タイムリーな課題として、1年目議員が感じていることを議員同士で話し合うと、出るわ出る!
今回88名の議員が集まっていますが、13のグループに分かれての意見交換をしました。
自分の所属する市町村の人口が、だいたい同じくらいのメンバーになるようグループ構成されており、
私のグループは、奈良県天理市、福岡県筑後市、福岡県朝倉市、宮崎県日南市、宮崎県小林市、沖縄県読谷村の方々との意見交換でした。
挙げられた課題として、
①一般質問での質問の質と、市民の声を反映させるという点の釣り合いに関する問題
②市の代表であるものの、各地域に根差した議員がいる点や、住民が各地域に根差した活動を期待する傾向が強い点
③議会活動の報告はどのようにするべきか
④女性など、様々な層が立候補しやすい環境を作るにはどうすれば良いか
⑤会派に所属するメリット・デメリット
⑥首長・当局との線引き
以上の課題が挙げられました。
それに対する本橋氏の意見は非常に参考にできる点が多く勉強になりました。
特に、議員の成り手が少ない現状で、私が出来る事は、4年後新たに市政を目指される方が出てきてくれるよう、私自身が魅力ある活動をすることだということ。
あと、特に印象に残ったのは、御用聞きになりつつある議員もいるが、
限られた財源を効率的に使うには、私たち地域の住民も自分たちで解決する力をつけ、行政に頼ってばかりではいけないこと、そして、住民の自治に関する意識を高めることが今後必要なのではないかというお話です。
私たち1年目の議員は、つい最近まで行政に関わりのなかった一般市民が多く、
何かあれば、すぐ市役所に連絡したりという気持ちも、もちろんよくわかります。
そして、議員としての活動が始まった今、頼まれる側の気持ちも理解できます。
両側の理解が深く理解できる今を大切にしていきたいものです。
議員は、結局は、執行機関ではありません。。。
私に出来る事なら、もちろん行動に移すのですが、大半は市役所の方に結局は動いてもらわないといけないことが多いです。
富の分配の時代から、負の分配の時代です。
もちろんここから脱却できるよう地方から国、全てにおいて考えなければなりませんが、
現状を皆が把握した上で、自分たちでできることは考えていきたいですよね。
私も議員としてのみならず、自分ができることを常に考え行動したいと思います。
そして、しっかり議員としての威厳は保ち、行政の監視役を担っていきたいと考えています。