きずなづくり
午前中、高齢者等地域コミュニティ活動拠点づくり事業と、
地域のきずなづくり支援事業についての研修会がありました。
高齢者等地域コミュニティ活動拠点づくり事業は、平成23年度から実施されており、”コミュニティ”が希薄化している昨今で、
自治集会所等の整備をすることで、
地域が主体的かつ積極的に取り組む高齢者や子ども等の居場所をつくり、地域力・市民力の醸成につなげることを目的としています。
カラオケ機器、健康器具、IHクッキングヒーター、テレビなど地域コミュニティ活動の運営に必要な備品などの経費の50%(上限20万円)と、
バリアフリー化などの改修・増築・新築工事に係る経費の100%(上限180万円)が申請のあった自治会に交付され、
自治会が主体となって、原則月4回以上年間を通して行う活動があることなど、継続的に自治会活動を促す為です。
この事業は、今年度で終了ですが、8割の自治会が取り組んでいるそうです。
そして、新規事業としての、地域のきずなづくり支援事業では、自治会長・区長により申請された、自治会での諸活動に対しての支援を行うものであり、高齢者層が関わる主に地域の拠点施設で行われる活動を推奨しています。
こちらの事業も、市内91自治会の内、48自治会、56件が実施されています。
午後は、会派会、
そして、先ほどまで、育ヶ丘町にて、まちかどふれあい懇談会があり、無縁社会と家族について、DVD鑑賞をしたり、
参加者で意見交換をして参りました。
午前の、きずなづくり支援事業の研修から、地域で無縁社会の勉強とは、本当にタイムリーな話でした。
一見、繋がりが希薄化しているように見える我が町でも、夏祭りや、こういった意見交換の場で、皆さんの意見をお伺いすると、
人っていいな、
人の繋がりって大切だな、
あたたかい町だなと、切に感じました。
最近、高齢者といわれる層の皆さんで、お若い元気な方がたくさんいらっしゃるな思うことが多いです。
私は高齢者だけでなく、色んな世代で、社会と繋がれていない方がいると思っています。
それは、実際に自分も経験したからです。
第一子妊娠中は、東京に住んでいて、身寄りもなければ、友人もいない、夫は朝から晩まで仕事。
本当に孤独でした。
人と人とがつながること、社会とつながることは、本当にお金にはかえられない、とても大切なことだと思います。
高齢者や、子育て中、妊娠中などのお母さんに限った話ではなく、様々な世代で、孤独を感じている人がいれば、、、
まず私たちができることは何なのか、一人一人が当事者意識を持って考え行動できればいいですね。