5 7月 2015

Category: 活動報告
2015年07月05日(日)
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視察最終日レポート

7月3日視察最終日レポート


視察の最終日、7月3日は、きりたんぽ発祥の地、秋田県鹿角市でした。


鹿角市は、3万3千人、707.34km2、

面積が広く、人口密度は小野市と比べてもかなり低い市であると言えます。


子どもが輝く学校教育の推進として、

・教育費支援事業
・かづの夢創造scool事業
・かづのふるさと・キャリア教育推進事業

について研修を受けて参りました。


特に、かづの夢創造scool事業では、日本サッカー協会に委託し、児童生徒にフェアプレーの精神や助け合うことの重要性を教えたり、夢や目標を持って生きていく態度を養う為、市内の小学5年生・中学2年生を対象にサッカー、陸上、バレーボールなどトップアスリートに”夢先生”となってもらい共にゲームを通じて体を動かしながら学ぶ、”夢教室”の取り組みをされています。


夢教室では、90分、または100分を基本として構成され、

前半はトップアスリートと共に体を動かし、

後半はトップアスリートからの夢トーク、
生徒自身の夢を発表し、記念撮影が行われるようです。

生徒が夢を発表する際に、夢シートに記入するそうですが、
後日、トップアスリートから夢シートにコメントとサインを書いて返送してもらえるようです。


この活動は、JFAのこころのプロジェクトという活動のようです。


鹿角市でもこの活動を通じ、小・中学校で夢を持つ生徒が2割ほど増えたという結果が出ています。

 

私自身、昔から運動が本当に大好きで、少女バレーから高校まではバレーボールをしていましたし、体育だけが取り柄で、体育の評価だけは常に良かったです^^;


大学も、スポーツを専攻とする学科に入学し、保健体育の教員免許も取得しました。

 

大学在学中は、スポーツジムでアルバイトをしたり、ヴィッセル神戸にも2年間携わりました。

 

…と、それくらいスポーツが大好きです。

 

そんな私からすると、この取り組みは、、、あぁ夢がある…!!!

 


小中学校の多感な時期って、やはり親に言われるよりも何よりも、憧れている人からの言葉って、本当にダイレクト、素直に受け入れられると思うのです。

 

大人でも、トップアスリートの言葉って感銘を受けますよね。

 

もちろん、鹿角市の今後の課題として、
スポーツ以外の分野の”ホンモノ”との出会い、など挙げられています。

 

スポーツに限らず、小学生・中学生の頃にしっかり夢を抱けたら、その後の人生も大きく変わっていくと思います。


また、他に興味深かったのは、鹿角市ではPTAの集まりなどで参加率が120%になることもあるとか。

 

親だけでなく、近隣のお年寄りまでもが参加されるそうです。

 

それくらい、コミュニティがしっかりと確立されており、地域で子どもを育て、そして子どもも地域を担う一員という感覚が強いのだとか。

 

地域柄という事もありますが、地域の繋がり・絆を感じさせられました。