本会議閉会致しました
昨日午前中は、市内を拠点に活動されている、
ありんこさんのひなたぼっこ
というサークルの活動を拝見させて頂きました。
市内市外に限らず、年齢などの制限もなく、地域力をつける活動をされており、とても素晴らしく感じました。
午後からは、本会議の最終日でした。
本会議終了後、議員協議会があり、
数件の報告や議論がなされました。
新聞報道もあり、特に私がお伝えしておきたい点は、
まず役所職員の部下に対する強制わいせつ容疑で逮捕された件に関して、
市長のコメントとして、
強制わいせつ行為は、甚だしい人権侵害であり、また、公務員としてある
まじき行動である。今後、綱紀粛正を徹底して、市民の信頼回復に努めたい。
とのコメントが出ています。
一部の新聞報道で、市役所は何も対応はしなかったというような報道がありましたが、
その報道に関しては、メディアも誤認と認めており、
被害者側からも、市役所はしっかりと対応して頂いたとのお言葉を頂いているとのことです。
また、神戸連続児童殺傷事件の加害者男性による手記、『絶歌』を図書館で購入するか否かについて、小野市は購入の方針で、制限なく閲覧、貸し出しを行うとの、記事がありました。
この件に関し教育委員会は、
図書館の自由に関する宣言の、
“図書館は、基本的人権のひとつとして知る自由をもつ国民に、資料と施設を提供することをもっとも重要な任務とする。”
という主な文言などの基に、知る自由を保障し、この責任を負う機関として図書館の役割を果たすべく、このような方針になったとのことです。
現に、市民からの図書リクエストにもあがっているとのことでした。
私は、
①この決定に、当局の方は内容を確認した上での判断なのか
②内容確認後、閲覧・貸し出しに制限がかかる可能性はあるか
③もし、この事件が小野市で発生していたら当局は同じ判断になっなのか
この3点を質問致しました。
この質問に関し、当局の回答は、
①少とも今回の質疑に対応してくださった職員の方は、この本を読んでおらず、また手にも取りたいと思わないということ、
②やはり図書館の役割(使命)を果たす上で、今回の図書は制限をかけるに値しないと考えられる為、制限は意向として考えていない、
③もし、小野市でこの事件があったのなら、対処は違っていたかもしれない
との回答でした。
現時点では未購入であり、今後購入という結論が出ていますが、
私個人の意見として、今回この判断をするのなら、小野市でもしこの事件が起こっていたとしても同じ判断だったという回答を私は望みます。
なぜならそれは、図書館の社会的役割・使命を果たす為の理念を遵守する為の決断に揺るぎがないと思うからです。
私個人としては、加害者男性が匿名で出版し、印税の行き先も不透明なこの書物を購入しようとは思いません。
また、一部インターネット上に出ている内容を拝見しましたが、
子供には極力見せたくはないと考えています。
インターネットで何でも収集できてしまう時代ではあるのですが。
個人的な意見ではありますが、今回のこの判断はとても残念に思っています。