1 7月 2022
2022年07月01日(金)
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一般質問のふり返り①

一般質問で、『子どもの権利や人権について』というテーマで質問しました。

小野市では来年の4月から中学校の制服をブレザータイプに変更しようと現在検討を重ねておられます。

学校現場から自発的な声があがり、
ジェンダーフリーにも対応可能で、
機能性の高い生地やデザインの制服を採用される予定です。

私自身、過去に中学校の制服について質問したこともあり、思い入れが強いです。

そこで、小学校の標準服についてはどうなのか、
体操服についても今後何か考えはあるのか確認しました。
体操服は昔ながらの綿素材のままな学校があって、汗が乾きにくいこともありますし、高学年になると身体が透けたり、
体操ズボンの丈の問題で、下着が見える問題もあると耳にしています。

さらに、水着で嫌な思いをした経験のある方もおられるのではないでしょうか?
先日、ジェンダーレスデザインの水着を採用し導入した学校があるとの報道がありましたが、
とても良い傾向だと思います。

結果としては、小学校の標準服や体操服について、教育委員会が主体的に何かを考えておられるということは残念ながらありませんでした。

今回の質問で、校則についても取り上げました。

市内の中学校では髪型の細かい指定や、靴下、そして肌着の色までも指定があります。

さらに、日焼け止めの持参、塗ること自体も禁止している中学校もあると知り、驚きました。
私が中学生だった頃より、明らかに細かい指導です。

校則の見直しは積極的に行われるべきで、
教育委員会や教育長のお考えを聞きましたが、

子どもや保護者から自発的に声をあげ、学校が真摯に向き合うべきというお考えでした。
(※そのように私は理解しました)

ただ、ルールを変えることは簡単ではありません。
それは子どもの世界でも大人の世界でも同じです。

コロナ禍のマスク着用も、似た側面があると私は思います。

黙っているのにマスクを着用し続ける場面や、屋外なのにマスクを着用する場面。

朝、行ける範囲で見守りボランティアをしていますが、
特に小学生の子どもたちの朝のマスク着用率は高いです。

私が率先して外してみる実験をしている最中ですが、立ち当番のおばさん一人が外していたところで…って感じですよね。

なぜマスクを着用するのか、今着用しているのか見失っている気がします。

校則も同じ、なぜそのルールがあるのかが見落とされています。

ただ、マスク着用については、

明快に、熱中症対策を優先するようにと教育委員会の考えを学校に示しているとのことでした。

子どもたち自身が考え行動できるように、
各家庭でもっともっと子どもたちと向き合って、色々な話し合いをすべきですね。

という私自身の家庭も、
まだまだ向き合いや話し合いが足りていませんが、
今あるモノやコトに理屈なくただただ流されることのないよう
色々な話し合いはしていきたいなと思います。