決算と補正予算について
令和2年度決算と、9月補正予算について、少し簡単になってしまいますが、お伝え致します。
令和2年度決算は、歳入歳出ともに過去最大となりました。(歳入265億円、歳出257.1億円)
実質収支は3.9億円の黒字です。
市の借金は217億円と、こちらも過去最大ですが、後で国から補填されるものを除いた市の実質的な負担額は78億円です。
市の借金の主な内容は金額が大きいものから、小野南中学校長寿命化改良事業、道路新設改良罷業、ひまわりの丘公園や大池総合公園などの全市公園化事業の、全16事業です。
財政基金は2年ぶりに取り崩しを行わず、令和2年度の基金残高は83.6億円となりました。(令和元年は77億円)
小野市のR2年度の新型コロナ対策は総額68億円でした。
市民一人あたり1万円のおの恋らっきゃらっきゃ券を配布した事業は総額約5億円、1年にわたって実施した上水道料金の無料化は約6億円、市民一人あたり10万円が支給された特別定額給付金が約48億円、救急活動におけるアイソレーターなどの機器や整備を含む感染防止対策が約1億円、コロナ禍における教育支援としてGIGAスクール構想実現のための端末等の整備が約4億円など、金額の大きなものを挙げるとこのような内容が主です。
その他の主な施策としては、コミセンおののリニューアル、片山高田線の道路改良、消防指令システムの更新、ひょうごおの産業団地の整備などがありました。
9月補正予算内容は、
〇介護施設等の防災・減災対策を推進するための補助
〇新型コロナウイルスワクチン接種事業に携わる医師等の時間外や休日の経費を支援するもの
〇ひまわりの丘公園の花づくり拠点施設整備の増額
〇小野ハーフマラソンの感染対策に係る費用の補助
です。
今後、21日と22日に決算議案審査を、
28日に常任委員会で付託議案審査を行います。