新型コロナウイルスに関する市の独自施策について
【臨時議会で可決されるとこのような施策が実施されます】
昨日、会派代表者会がありました。市長から新型コロナウイルスに対する市の独自施策の報告などがあるということで、傍聴させて頂きました。
独自施策の提案として水道料金の減額に関する説明がありました。簡単にお伝えすると以下の通りです。
5月の請求分から10月請求分までの6ヶ月分
«基本使用料・従量料金ともに無料となる方≫
・一般家庭
・市内在住の個人事業者
«基本使用料のみ無料となる方≫
・市外在住の個人事業者や法人など、上記以外の方
総額約3.5億円、多目に見積もっているとのこと。
実施の理由として、一般家庭は自粛要請などで家庭にいる時間が増えていることや、個人事業者は経済的にも大きな影響を受けており固定費である水熱公費の負担軽減に少しでも支援できたらとの想いであるとのご説明です。
5月請求分からなので、3月の使用料からです。
市民や事業者、いずれの方も手続きは不要で請求分から対応できるとのことで、それは非常に素晴らしいことですね。
下水道利用料については免除はありません。
この提案は、5月の臨時議会で提案されます。可決となればこの提案で施策が進むものです。
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【学校について】
また、学校についての市長のお考えとして、夏休み返上するというお考えを本日の校長会に伝えたいという主旨のご発言がありました。
新型コロナウイルスの状況がどのようになるか一切わからない状況ではありますが、その可能性もあるということを保護者の方に少しでも早くご理解頂き、各家庭でその対応がとれるようこの時期に名言されたのかなと考えます。
校長会にお伝えされ、具体的にどうなっていくかは現時点で私には分かりません。
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【感染者の公表について】
現在、北播磨総合医療センターでは、外来患者は約9割ほど戻っており、救急受入も問題なく稼働できているようです。
北播磨総合医療センターは医療機関なので別ですが、現在小野市内で新型コロナウィルスに感染した方がおられるかは公表されておらず、小野市、西脇市、三木市、加西市、加東市、多可町を管轄する加東健康福祉事務所管内で感染者がいるという公表となっています。
患者ご本人が居住地の公表に同意をすれば、具体的な市町の名前での公表となりますが、
ご本人が同意されなければ上記のような「加東健康福祉事務所管内」という形での公表となるため各市長がどうこうできないこと、
また市長としては、公表すべきかどうか複雑な想いもあるものの、
市長への手紙でも公表を希望するお声も多く頂いていることなども踏まえ、
県知事に対し、より具体的な情報の公表を希望する要望書を出しておられるとのご説明もありました。