一般質問:妊娠から始まる子育て支援について
一般質問の2つ目のテーマです。
この質問はタイトルを決めるのが難しく、ふんわりとしたタイトルになってしまいました。
この質問の中で、
・母子健康手帳交付事務について
・多胎妊娠の助成について
・産後の育児等への支援について
・情報発信について
以上の4点を質問致しました。
経済的事情やパートナーとの問題、疾患など、産後の子の養育について出産前から支援を行うことが特に必要と認められる特定妊婦への支援を含め、
行政が行う子育て支援は、妊娠して母子健康手帳を交付する際のコンタクトから始まると考えています。
ですので、妊娠・出産回数、心身の状態、家族構成など、それぞれに違う妊婦の背景に合わせて寄り添い、プライバシーにも配慮した母子健康手帳交付事業を行って頂きたいとの思いで、現在の取り組みを確認させて頂きました。
多胎妊娠の助成についてですが、多胎妊娠は合併症も起こりやすく、妊婦健康診査の回数が高くなる可能性もあり、そのような場合に通常の妊婦健康診査助成以上の助成が必要ではとの思いで、その必要性について質問しました。
小野市の現状をお調べ頂くと、多胎妊娠の方の多くが早期入院などで妊婦健康診査助成を使い切っていない状況のため、現時点では助成する必要性はないとお考えでした。
産後の育児等への支援について、こちらは主に核家族で子育てされる方、多胎児育児をされる方を想定して質問しました。
良く耳にするファミリーサポートセンター事業は、生後6ヶ月からの利用となり、利用者は協力会員に子どもを預かってもらう事業で、現在の利用状況でも習い事等の送迎が主であるため、私の課題と認識するものとは少し事業内容が違います。
医療機関で宿泊・日帰りでのケアを受ける産後ケアまでには至らない、
核家族や多胎児育児をされる方が、例えば新生児の沐浴を少し手伝って欲しいだとか、家事の手伝いをして欲しいというような実生活で考えた際の大変さを、市内で支援できる仕組みができないかと考えての質問でしたが、
当局からは、シルバー人材センターの活用という提案がありました。
最後に情報発信についてです。
小野市では平成30年度に「チャイコムねっと」を初めとする3つのサイトが終了し、現在は窓口でのパンフレット等の配布、市広報やホームページ、Facebookなどで子育て情報の発信に努めておられます。
アプリの活用により情報を一元化して、受取手が情報収集しやすい形を検討して頂きたい思いでこれまで質問してきていますが、
この点については子育て中の方の主体的な情報取得、自立した保護者になって欲しいという当局との思いがあり、考えが合わない状況です。
せめて、現在お渡ししている子育てハンドブックをHP上で見られるようにするなど、HPの子育て支援のページをより充実して頂きたいと個人的には考えています。