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活動報告
一般質問:不妊治療について
12月議会の一般質問は
・不妊治療について
・妊娠から始まる子育て支援について
・受動喫煙防止について
以上の3つのテーマで質問しました。
1つ目の不妊治療についてですが、
小野市では不妊治療の内、対象者の制限はありますが特定不妊治療(体外受精及び顕微授精)の助成を受けることができます。
現在は10組に1組が不妊とも言われ、約半数は男性に原因があるとも言われる状況です。
女性だけの問題ではありません。
精神的にも本当に大変な治療な上、多額の費用がかかります。
不妊に悩まれる方にもっと寄り添った事業が必要ではないかという考えの元、
人工授精を含む一般不妊治療についても助成すべきではないか質問致しました。
また、特定不妊治療については国の制度でそもそも助成を受けられる回数が決まっており、夫婦合算の所得制限もあります。
近年、若くから不妊治療するカップルが増え、不妊治療と仕事を頑張って両立される方もいらっしゃいます。
そのような中、小野市は一般不妊治療については助成がなく、
特定不妊治療助成制度についても、国の制度を受けておられる方に上乗せで追加助成するものですので、国の制度で対象外となってしまった方には助成することができない状況です。
小野市が独自で設けている不育症治療は所得制限なく助成が受けられるため、特定不妊治療費助成事業についても、
その整合性を図る意図で質問致しましたが、
市長からは「小野市として十分な支援ができていると考えている」という答弁があり、
今後まだまだ議論していくべき項目だと感じました。
子どもが欲しいと思われる方が安心して治療を受けられる社会になって欲しいと願います。