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活動報告
性の多様性
1月30日、エクラで開催された啓発セミナーに参加しました。
タイトルは、
性の多様性〜いろんな人が共生する社会は、ラクで、強く、やさしい社会〜
講師は、会社員時代からゲイであることを公表し、現在は作家・漫画家として活動しながら、同性愛者や性的少数者への理解を求める活動もされている歌川たいじさんでした。
基本的なLGBTXIについて、
性的少数者に対する誤解や、同性愛者弾圧の歴史、世界の状況をわかりやすくお話くださいました。
性の多様性は不自然なものではなく、約400種の野生動物に同性同士の性的な関係が観察されているというお話は、とても勉強になりました。
最後に参加者から、宝塚市のパートナーシップ制度で同性パートナー認定の実績がないことについて質問がありました。
講師の先生は、単純に人口の問題で東京の方が性的少数者が多い可能性はあるということを挙げられた上で、
実績はなくても、そういった制度を設けておくことの重要性を当事者の立場からおっしゃってくださいました。
性的少数者の講座で、よく言われることは、
「性的少数者にだけ、どうして直接”性”のことをみんなは想像するのか」
ということです。
私も知識がなくて、そう考えていた時期がありました。
でもそれは間違いです。
性的少数者は、生活の問題を抱えています。
LGBTQの若い子たちの自殺希慮経験者は、性的多数者の3倍以上、22.5%です。
小野市でもこのような勉強の機会が増えてきました。
少しずつでも、正しい知識が広まればと思います。