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活動報告
思いやりのこころで溢れるまち
11月10日、小野南中学校の人権弁論大会と人権劇を鑑賞しました。
小野南中学校の卒業生であれば、懐かしさを覚えるこの人権劇。今年度は、LGBTとハンセン病が題材となっていました。
中学生の言葉で伝えられる人権弁論や人権劇は、とても真っ直ぐで、考えさせられる機会となりました。
そして、11月19日は、エクラにてこころあったかフォーラムが開催され、
『LGBT(性的違和を乗り越えて)』をテーマとして講演が行われました。
小野市では、今年度様々な場でLGBTをテーマとした講演会や勉強会が開催されています。
本日の講師は、神戸市で長女としてお生れになった清水展人さんでした。
生まれも近く、武庫川女子大学で保健体育科の教員免許取得ということで、
同じ学科の卒業生だなと親近感を覚えて、拝聴していました。
ステージで涙を流しながらご自身の生い立ちを語られた清水さん。
人はそれぞれの境遇がありますが、自分とは違った経験をお持ちの方のお話を伺うことで、お互いを知り、理解しようとし、相手を思いやる気持ちが芽生えてくると思います。
“小野市には関係の無い話”ではありません。
それぞれが自分らしく生きられるまちを目指して、それぞれが正しく知ることが必要です。
性別は男女だけではなく多様な性があることを知ること、
身体の性ではなく、心の性について周りが理解を深めていくことがとても大切だと感じました。
小野市でも、多様な性について益々理解が深まり、お互いを認め合い尊重できるまちづくりが進んでいけばと思います。