31 10月 2017

Category: 活動報告
2017年10月31日(火)
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小野市消防、北分署の建設に向け安全祈願祭が執り行われました

小野市には市役所前に消防本部、北播磨総合医療センターの概ね西の位置に南分署、そして平成26年4月からは、旭丘中学校の南の位置(小野加東広域事務組合の事務所)に臨時の北拠点を設置し小野市内の救急体制を網羅していましたが、

臨時ではなく第3の救急拠点を整備する方針が明らかとなり、予算も可決され、本日安全祈願祭が無事に執り行われました。

 

今日の市長の挨拶でも、臨時の北拠点での検証の結果、

本部からの出動が4割、南分署3割、北分署が3割というような傾向と、

平成28年度の救急出動件数が約2400件と年々上昇していること、今後ますますの高齢化を見据えた整備であるということを述べられました。

 

場所は、現在の臨時拠点から200mほど西に移動するだけですので、小野市の北エリアを検証結果から変わらず網羅でき、

小野市内の場所へはほぼ10分以内で救急車が到着できるという体制が整います。

 

施工会社の皆様には何より安全第一で、小野市の安全の拠点の整備をこれから進めて頂きたく思います。

 

 

安全祈願祭の後はそのすぐ北側に位置する、こちらも新たに建築中の新給食センターを視察に行かせて頂きました。

 

 

現在の給食センターのすぐ隣に建築中です。

現在の給食センターはこちら↓

 

私は中に入ったことはありませんが、昭和42年開設で現在50年が経過し、施設だけでなく設備の老朽化、また、アレルギー対応など給食についても状況が開設当初からは刻々と変わり、学校給食衛生管理基準への対応も難しくなっている状況などを踏まえ、建て替えが行われることとなりました。

 

 

写真の奥の囲われた部分で、発症数の多い卵・乳を基本としたアレルギー除去食など、アレルギー対応食を調理されるようです。

 

 

外観からは1階部分でも背が高いように見えますが、調理スペースである1階の天井裏には、衛生管理の向上のため広いスペースをとってあり、ダクトの数を多く設置しているとご説明頂きました。

 

これまで副食2品でしたが、新給食センターが稼働後は副食3品の提供となり、安心して食べることができるというだけでなく、栄養面でも向上するため子どもたちにとっても楽しみが増えることと思います。

 

消防署北拠点の整備は総事業費1億3600万円、給食センターの整備は総事業費12億円で、大きな事業ですが、どちらも命に関わることですので、小野市民の安全のためのこの整備を今後も着々と進めて頂きたいと考えています。