男性脳・女性脳の不思議から学ぶ防災研修!
小野地区の地域づくり協議会の防災研修会で、男女共同参画アドバイザーの中村先生による講演「男女の協力で防災力アップ!」〜男性脳・女性脳の不思議〜が開催されるとのことで、地域外ですが参加させて頂きました。
防災・復興に女性の視点も大切であるということから、
そもそも防災になぜ男女共同参画が必要なのか、、、
たくさんある理由の中で、女性脳と男性脳を理解し、お互いを理解し合うことの重要性を学びました。
普段の生活や夫婦関係に、ユーモアを交えて女性脳・男性脳の違いを解説くださり、私自身に当てはめて聞いてみても共感ばかりで、
参加されている周りの方々からも「わかるわ〜うちも一緒やわ〜」などと口々に聞こえてきて面白かったです。
ワークショップで自分自身についてもチェックしたのですが、
結果は男性性41点、女性性13点。。。
色々と考えてみると納得できる部分が多々。。。
地域でも、「防災は男性の役割」と男性だけでなく女性こそが思っている部分がまだまだあるはずです。
過去の災害で起きた避難所での性犯罪の問題や、様々な配慮が必要となる方への対応についても、改善のキーポイントは「女性が声を挙げること」であり、
そのためには意思決定の場への女性の参画が欠かせず、地域役員も女性がどんどん担っていくべきであることを学びました。
防災についてだけでなく、どの場面においても色々な意見や考え、様々な経験を持った多様な方が声を挙げる必要があると私は考えています。
男女共同参画の視点で言うと、先生も講演で最初におっしゃられた、男女が約半分ずつで生活をしているのに、先の衆院選の結果も9割が男性議員であるという点は国際的に見ても、やはり疑問視していかなければなりません。
現在のシステムでは、もちろん有権者の選択の結果なのですが。
先日の台風21号でも、夜中に小野市内で避難勧告が発令されました。
県の発表によると小野市内では軽傷が1名であったことがわかりますが、
大なり小なり家屋等に問題が発生した方も多いのではないでしょうか。
私の住む町は避難勧告の対象ではありませんでしたが、
もし自分だったら、子ども2人がぐっすり眠っている状況ですぐ避難に向けた判断ができるか、そもそも避難できるのか…改めて考えさせられました。
地震や集中豪雨の場合、もっと急な判断に迫られると思います。
少しでも自助の力を身につけるには、自分の意識改革しかありません。
災害が発生したり、勉強をした時に一時的に意識が高まり、また時間が開くと平和ボケしてしまうのですが、それでも何も考えていないよりは有効です。
お父さん・お母さんが子どもたちの命を守ることができるよう、私も自分ができることとして啓発していきたいと改めて強く感じました。