30 7月 2017

Category: 活動報告
2017年07月30日(日)
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地方分権改革

金曜日は午前中に会派会を行った後、

川西市議会の会派”明日のかわにし“さん主催の勉強会に参加させて頂きました。

 

講師の先生は内閣府地方分権改革推進室参事官と、地方分権改革推進室調査員で、

地方分権改革の意義、現状と成果、そして提案募集方式についてお話し頂きました。

 

これまで地方から各省に陳情・要請を行ったとしても、各省に対応の義務はなく、法令改正などが関わる場合には、各省も法令改正は大変だからと、なかなか変化を得られない状況がありましたが、

地方が主役である提案募集方式による制度改革で、内閣府が地方からの提案実現に向け関係府省と調整を行うことで、地方からの提案がより実現するという結果となっています。

勉強会には、川西市の理事者の方々も参加されており、

提案募集方式による実現可能性が高くなる提案方法についてもお話頂き、

これまでは議員としての立ち位置で学ぶことがもちろん多かったのですが、

職員が具体的にどのような事務作業を行うのか知ることができたことは、私自身の学びに非常に役に立ちました。

 

私が職員の方々の立場になって考えてみると、議員の提案は「言うばかり」で細かい部分は知らない。。。ということが、議員として私自身は引け目に感じる部分も多く、

今回のように事務の細かい内容まで知ることができたことは、議員が提案させて頂く場合にも非常に役立つように思います。

 

平成26年度導入された提案募集方式のこれまでの実績を見ますと、小野市も提案の実績がありました。

今回の勉強会で、何より内閣府が地方を向いているということを理解でき、地方が提案募集方式について内閣府に事前相談をしやすい体制もとっておられ、

住民の声を提案に反映させるための取り組みを国としても定着させていきたいという想いが伝わってきました。