小野市国際交流協会講演会
NPO法人小野市国際交流協会主催の講演会、
“インドネシアの小学校で半年間のボランティアを終えて”に参加させて頂きました。
講師は、小野高等学校国際経済科卒業、関西学院大学在学中の河嶋可歩さんで、
インドネシアにボランティアで行かれた経緯や、
インドネシアの教育、日常生活、宗教、
そして、ボランティア活動の内容などをお話くださいました。
インドネシアの様々な情報を知ることができたのはもちろんのこと、
何より講師ご本人の目がキラキラとしていて、
小さな頃から目的や目標を明確に持って成長されていることがとても素晴らしいと感じました。
そして同時に、私も小野高校の国際経済科卒業ですが、講演を聞くと恥ずかしくなるくらいに、自分自身が目的も浅く国際経済科に入学したことを痛感しました。
(子育て中の身としてもどのようにすれば子供がそのように明確な目標を持ち成長するのか、、、その辺りも非常に気になりました。)
インドネシアは、「多様性の中の統一」という言葉をスローガンに掲げておられ、
たくさんの島やたくさんの母国語が混在し、宗教観も多様で、お互いを認め合う環境があることを教えてくださいました。
半年間のご経験から、日本人は自分自身が選択して宗教を信仰することもできるし、学びたいことについても学ぶことが出来る環境にあることに気づかれたようです。
そのことについては、私自身にもとても響くものがありました。
そして、講師のお知り合いである小野市に住むインドネシアの方がインドネシア国歌を歌ってください、初めて聞くことができました。
小野市にも色々な国籍の方々が住まわれています。
お互いの生き方を尊重し、認め合えるよう、
少しずつ理解を深め、日本の文化についてもご理解頂けたらと思います。
今日の講演会を通じて、若い方のみなぎる力と希望を感じ、非常に頼もしく思いました。