25 5月 2017

Category: 活動報告
2017年05月25日(木)
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夜間の小児救急について

先日、3人目を妊娠中の若いお母さんから、

「夜間の小児救急についてお話がしたい」とご連絡を頂き、

市役所でお話を伺いました。

 

毎月の広報おの裏表紙に、当番病院カレンダーが掲載されています。

この当番病院カレンダーの下段にも記載がありますが、注意しなければならないのが、

その日の当番医によって、小児は診てもらえない可能性があることです。


主に日曜日の日中は、北播磨小児救急輪番もありますが、

やはり夜間となると、HAT神戸の神戸こども初期急病センターを案内されたご経験のある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

ご連絡を下さった方も、第一子の初めての子育ての際に、

夜間の急病で大変戸惑われる中、神戸を案内されたご経験から、

小野市内に北播磨総合医療センターという立派な病院があるのに…と、この体制に非常に残念に思われたと教えてくださいました。

 

救急車の適正利用も叫ばれる中で、親として何とかしようと藁にもすがる思いで消防署や小児救急医療相談に電話し、神戸を案内された時の親の気持ちは非常に理解できます。

 

私も自分の子どもの急病で、全く同様の経験をしています。

 

北播磨医療センターの夜間救急について、北播磨医療センターの企業団議会の議事録を見ると、

最近では小野市議会の議員さんからも夜間救急について質問して頂いていました。

他の先輩議員さんにも相談すると、何年も前から先輩方もお声を挙げて頂いていることがわかりました。

 

しかし、”医師不足”という問題が、この課題を阻んでいるようです。

 

今回ご連絡を頂いた方は、

ご自身の経験から現在の体制に疑問を抱かれ、

これから初めて子育てをされる方々のことを想い、

同じ思いをされる方や、命の危険にさらされる子どもがいてはならないと、

市長の手紙を書かれたり、今回も勇気を出してご連絡をしてくださいました。

(お若いのに、本当に素晴らしいなと感動しました)

 

 

今までも救急医療について訴えて来られた先輩方と共に、夜間の小児救急医療の受け入れ体制が少しでも整っていくよう活動していきたいと思います。

 

今回ご連絡頂いた方から、「連絡をするのにとても勇気がいりました」と言われ、

正直、大変驚きました。

 

どのようなことでも、ぜひ一度お話を伺えれば、私も勉強させて頂きますので、

お気軽にご連絡頂ければ有難いです。