会派視察1日目 宮崎県串間市
夫には3日間休みをとってもらい、視察に参加しています。
前職でも割と出張がある仕事だったので、抵抗はありません。
本日は、朝の7時半に小野市役所に集合し、宮崎県串間市に市民クラブと公明党さんの合同で伺っています。
串間市へ到着したのは、お昼ご飯を挟み13時半頃。
14時から串間市の「ハッピー市民大学について」研修して頂きました。
ハッピー市民大学という少々聞きなれない言葉から、内容が全く想像できなかったのですが、
串間市では2006年から、心もからだもハッピーにと、「ハッピー串間市民大学」が開校されました。
市民の皆様に対し、理論に基づいて構築された3年間の教育体制を整え、総合的な健康な地域づくりを目指すことを目的に、健康社会学者監修の元、ヘルスプロモーターを市民から育成する”大学”です。
参加者である市民の方々を、”学生”と呼び、2学年目では6つのコースから希望のコースを受講できるなど、まさに”大学”というプログラムを構成されていました。
学生同士が主体的に指導内容を復習する場として”部活”を設けたり、卒業生を対象に大学院を開校するなど徹底しており、
卒業生の中から自分たちの地域において、学んだことを発揮するための仕組みづくりもしっかりされており、最終的には卒業生自らで立ち上げた「ハッピー串間つながり隊」による、年齢、障がいの有無にかからわず、参加する人と人の縁や絆を大切にし、健康への関心を高めようとするイベントも開催されたようです。
小野市でも、健康づくりの事業として私も参加させて頂いている介護予防サポーター養成講座があり、
そこでも研修の日数を重ねていくに連れ、同期の皆様と顔見知りになったり交流が生まれます。
しかし串間市での取り組みは、参加者の”楽しみ”という要素と、自主性を育む要素が徹底されている点が本当に素晴らしいと感じました。
写真は実際に、参加される市民の皆様が1回目に受ける授業の風景です。
なんと職員の皆様が私たちのために再現してくださいました。
写真のように職員の皆様が仮装し、参加者の皆様が楽しめるよう寸劇から始まります。
”大学に入学する”というワクワク感を感じさせてくれるような演出でした。
明日は、午前中に都城市、午後は小林市で研修を受けて参ります。