地場産業の後継者育成について
今日は、6人の一般質問が行われました。
10時から17時半まで、なんだか頭痛がひどいです。。。
さらに、18時半からプライベートで、危険物乙四の資格取得に向けて(父親の会社の都合です)、
防災センターで消防士さんが講師をしてくださる、危険物乙四サポートスクールの受講で、9時まで勉強だったので、今とてもゲンナリしています。。。
さて、私の一般質問では、
現在more than プロジェクトという経済産業省が補助をする、今年度は13しか選ばれなかったプロジェクトに、
小野市から播州刃物と播州そろばんがダブルでエントリーされ、海外進出の為に頑張っておられる中で、
地場産業の後継者不足の問題はとても厳しい状況にある点について質問致しました。
そろばんも後継者不足の問題がもちろんありますが、
刃物では、現在平均年齢75歳の職人さんたちで、特殊な鍛造になると1人しか職人さんが残っていない状況です。
そんな中で今回私が取り上げた経緯は、九州から刃物の職人になるべく会社員を辞めて小野に来たいと考えておられる方が実はこの春頃から1人いらっしゃいます。
しかし、県外からとなると、住居の問題もあり、職人さんが自分たちの生産量を落としてお弟子さんに指導し、お弟子さんの生活ができるように面倒を見ることは不可能だということで、なかなか前に進まない状況が続いています。
海外からも1人、熱心に職人になりたいとコンタクトを取られている方もいるそうです。
小野から職人希望者が出れば一番いいですが、難しい現状で、真剣に職人を目指されている方が日本に、世界にいることは本当に希望だと思います。
産業フェスティバルにおいても、商品を安く買えるといったイメージが先行し、職人さんたちまで利益が還元されていないのが実態だと思います。
後継者育成についても、産業フェスティバルについても、
市長は、どちらかというと前向きな発言をされていたように感じています。
本気で職人を目指してくれるなら、本当に自分たちだけで解決できないのなら、手を差し伸べるというような趣旨に捉えました。
産業フェスティバルにおいても、変換期だと。
職人のイメージを新たなものにし、職人がしっかり稼げる仕組みをつくり、若者も職人ってかっこいい!職人になりたい!と、職業選択の一つに入るようになっていくのが理想だと思います。
現在の新たなプロデュースによる流れを見ていると、それも不可能でないと思っています。
また、残りの2項目については、改めて。