現在、皆様のご自宅に国勢調査員がお伺いしています
「国勢調査」ご存知ですか?
日本に住んでいる全ての人・世帯を対象とした、5年に1度行われる最も重要な統計調査で、今年度はその国勢調査実施年度です。
国勢調査にあたり、各地区から、国勢調査員として活動して頂いている方々がいます。
私の住む地区でも調査員の成り手がなく、区長さんからの依頼で私の家族も調査員をしています…💦(私の家族は、約1000件ある自治体の中で、100件ちょっとを担当しています)
報酬があるものの、その活動と比例するものではなく、非協力的な方々がとても多いのが実態のようです。
国勢調査員は、住民票などの届け出に関係なく、平成27年10月1日現在に普段住んでいる・普段住んでいるとみなされる人、世帯、すべてを調査します。
ですので、一軒一軒インターホンを鳴らし、現在本当にお住まいなのか、何人でお住まいなのかを調べなければなりません。
その調査の段階でも、「言いたくない」などと非協力的な方々が多かったり、情報漏洩についておっしゃられる方、そして不在の方が多かったり…
何度も何度も足を運ばなければならなく、報酬に見合わない活動になっているのが現状ですが、住民の方からは「報酬をもらっている」などとキツく当たられることもあるようです。
調査員は、現在、上記のようなお住まいの実態確認をすると共に、「インターネット回答の利用案内」の配布を行っています。
数日後には「インターネット回答促進リーフレット」を配布し、
インターネット回答されなかった世帯には、さらに後日、調査員が記入式の調査票を配布します。
インターネット回答が可能になり、回答者側は選択肢が増えましたが、調査員は手間が増えているのが現状です。
やはり知らなければ構えてしまうことも理解できますので、現在国勢調査が行われていて、それが私たちの暮らしに役立てられる調査であることを少しでも知って頂ければと思います。
とは言うものの、下記にご注意頂くことを記載致します。
※国勢調査を装った「かたり調査」にご注意ください!
国勢調査では金銭要求、銀行口座の暗証番号・クレジットカード番号をお聞きすることはありません。
調査員は、国勢調査員証を身につけ、青色のストラップを使用しています。
そして青色の手提げ袋を持ち、腕章を着用しています。
不審に思った際は回答せずに、速やかに市役所へご連絡ください。
※国勢調査では、統計法により、厳格な個人情報保護が定められています。
※国勢調査に従事する者には、統計法による守秘義務が課せられています。
(総務省 統計局より抜粋しました)