おいしい防災塾
先日、おいしい防災塾の説明会にお邪魔させて頂きました。
小さなお子様を連れたママさんたちが、自分たちの出来る防災・減災とはなんだろうと神戸から少しずつ活動の輪を広げている「おいしい防災塾」。
子どもと一緒に防災お菓子リュックやお菓子ポシェットをつくることを通して、家族で防災・減災について考え、楽しく防災を学ぶことが目的です。
参加している子ども連れのお母さん方からも、
「防災意識はあるけれど、なかなか取り掛かることが出来ない」
「様々な節目に一瞬意識が高まるけれど、日常では忘れてしまう」
などといったお声も聞こえました。
楽しく防災を学び、また主役になるのは子どもで、
今回私が試しに作成させて頂いた防災ポシェットは、
スナック菓子(小)4袋と、飴玉7つを使用しています。
ポシェットという名の通り、中に物が入れられるように作成します。
ポシェットには、子どもの保険証や母子手帳のコピー、家族の写真を入れるように子どもたちに説明されるようです。
今回作成していませんが、防災リュックは3日分の非常食としてのお菓子が使われており、
非常食の賞味期限を意識することも大切だとご説明されていました。
賞味期限が近づいて来たら、「使うことがなくて良かった」と、
お子様とお菓子開きをし、また防災についての意識を高めるイベントをされているようです。
今回ご説明頂いたコーディネーターの方は、
「万が一の際、子どもをおんぶに抱っこ、非常グッズも持ってどのようにして避難するのだろうと、不安を感じていた。でも、自分が地域とつながって、近所の方に助けてもらったらいいんだ。そんな想いを抱いて、お母さん方が地域の方とも繋がるきっかけに、そして、子どもを主役としたこの防災塾で、子どもが発信し大人たちが巻き込まれていくような流れを作っていきたい」とおっしゃられていました。
小野市では、ウィメンズチャレンジ塾でも、女性の視点を防災にどのように生かすか議論が行われてきました。
昨年に引き続き、本年2月18日の女性フェスティバルでも、ウィメンズチャレンジ塾による提言の時間が予定されています。
ご希望の方には託児もあるようですので、ぜひご参加頂ければと思います。