27 7月 2015

Category: 活動報告
2015年07月27日(月)
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沖縄視察〜子育て支援センター〜

今日から会派視察で沖縄本島に来ています。


1泊2日です。


本日は、糸満市の子育て支援で、”子育て支援センターぬくぬく”に関する視察でした。


沖縄県は出生率が高く、今、糸満市で取り組まれている事も、”いかに子どもを増やすか”という観点からの子育て支援ではなく、
“孤立する母親をどうサポートするか”といった観点からの取り組みが強いように感じました。


県外から嫁ぎに来る女性は身寄りもない、友達もいないという状況が多く、また核家族化の影響もあり、子育て中に不安を感じる女性が多いということや、


所得が低いという側面がある沖縄では、共働きが大半を占めており、待機児童が多く、社会から孤立し、虐待などに陥ることを防ぐという取り組みです。


子育て支援センターぬくぬくでは、保育園に併設された児童館にキッチンが備え付けられていることが非常に印象深く、
視察した時間帯では、まさに、部屋は広くはないですが、ママとお子さんたちが、児童館でおやつ作りをしているという図でした。


小野市なら近いところはあるかなーと考えると、


公民館でママサークルが料理をしているという図です。

 

しかし、ぬくぬくでは、部屋が全て子ども主体になっていて、たくさんの絵本や、玩具に囲まれており、お母さんたちの交流の場、リフレッシュの場になっていました。


公民館だと、実際隣の部屋では高齢者が主体のサークルなどされてて、気を使う場面が多かったり、
子どもも備品を壊したりしないかハラハラドキドキ…

ましてや、小さな赤ちゃんなら、土足の部屋で親がリフレッシュするのは難しいし、、、

なんて状況がよくあります。

 


そして、ママが得意な事を生かして、そのママが講座を開いたりもされているようです!(ボランティアではなく)

 


とても、進んでる!!!


出生率などは違えど、小野市でも同じだと思うのです。


なぜなら、私も子育て中、社会から孤立していると感じていたから。


まぁ働いてはいたんですけど、交流の場に参加する機会がなかったのかなんなのか…


チャイコム(小野市の児童館)にたくさん通った時期もありましたが、
ママ友は1人も出来ませんでしたし、
サークルの情報なんて入ってきませんでした。


今となれば、ここに行けばこんな事あるよ!ってわかるけど、


その時は本当に欲しい情報に辿りつけなかったのです。


きっと、今でもそんなお母さん・お父さんがいると思う。


そんな人たちの救いになる行動をしたいと私は思います。


今回の視察先では、私個人的にはこんな場所が行政の施設でなくとも、民間でこのような場所を作ったらいいのにな、こんな場所が小野市にも欲しいなと、素直に思いました。

 

母親の力は無限大、母親のパワーで世の中変わる!そう信じています。

 

明日もしっかり勉強してきます。