1 10月 2020

Category: その他
2020年10月01日(木)
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立候補時の旧姓使用について

5年前、初めて選挙に出た際の私の事例をお伝えさせて頂きました。

ごくごく普通の20代が突然立候補を決断した際に直面した、自分の旧姓が広く知れ渡っていることを証明することの難しさ。
私は自分の旧姓が広く通用していることを示す資料(例えば著書など)を提出することができず諦めました。
芸名はokで、旧姓はダメなの!?と、
その時の衝撃は今でも鮮明に覚えています。

“結婚して姓を変えたのにわざわざ旧姓を使う必要ある?”と感じられることと思いますが、
旧姓での人生が格段に長く、あえてPRもしてこなかった結婚後の新たな姓で、生まれ育った市の選挙に出ることは、その時の私にとって勇気のいることだったのです。

私は落選覚悟でしたので、泣く泣くでしたが無理なら仕方ないと、切り替えて活動しました。

姓を変えるのは女性だと決まっていないので、ジェンダーの問題ではありません。

下の名前より旧姓で呼ばれることが多かったこと、結婚や仕事と立候補のタイミング、自分自身のアイデンティティーの問題、、、
私の場合は特殊なケースなのかもしれません。

しかし、他の自治体にも、旧姓での困りごとを抱える議員がいることがわかり、
代表の本目さよ議員をはじめとしたWOMAN SHIFTの主導で、総務大臣に要望を挙げてくださいました。
そして、なんと、旧姓の通称認定にも関係する通知が総務省から出されたのです。


これから立候補を考えられる方のハードルが少しでも下がるよう望みます。
今後は各自治体で、この通知を正しく理解し、運用していくのみですね。
本当にありがとうございました。

本目議員寄稿の記事です。(上)(中)(下)ありますので、ぜひご一読ください!