21 6月 2018
2018年06月21日(木)
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【一般質問】災害時対応と防犯灯について

 

一般質問が終了しました。

 

①防災と災害時対応について

②防犯灯の設置について

この2項目を質問致しました。

 

まず、6月18日に大阪北部を震源地とした地震で、お亡くなりになられた方に心からご冥福をお祈り致します。

そして、被害に遭われた皆様には心よりお見舞い申し上げます。

 

小野市でも、学校のブロック塀の点検をすぐに行ったということが今日の新聞にありました。

記事はこちら

 

寿栄小学校での事故は、本当に悲しい。胸が痛くなります。

 

 

今回の一般質問では、大規模地震を想定した災害時対応と防災について質問させて頂きました。

 

避難者名簿については過去にも取り上げました。

小野市が現在用意している避難者名簿はこちらです。

 

 

益城町の避難所運営の検証では、マニュアルが大規模地震災害に対応していなかったために行政側に混乱が起こったこと、

災害対策本部と現場職員との情報共有がうまくできなかったということがあったようです。

避難所運営においては、避難者一人一人を周って集めた情報をもとに避難所内の配置図を作成してやっと情報共有できたということや、

名簿作成の際には避難所独自に名簿作成をし、そのあとで自治体が決定した統一の様式に再度情報収集し直したということもありました。

私はそのような混乱を緩和するためのキーとなることの一つには、この被災者名簿の重要性を認識しておくことだと考えています。

現在の様式では、支援が必要な方の様々な情報管理もできませんし、DV被害者の方など配慮すべき安否確認の公開に対する可否を確認する項目もありません。

 

まず人命救助を大優先に対応するとして、避難所に人が押し寄せた場合の計画が手薄になっているように考えています。

 

答弁では、「小野市は顔が見えるコミュニティが形成されているため、現在の様式で情報収集が可能である」という内容の答弁でしたが、

人命救助を第一優先に迅速な対応をして頂くのはもちろん、その後の混乱を少しでも緩和させるためのシミュレーションをもとに、これまでの大災害を教訓にした防災に取り組めるよう、今後も色んな視点での意見を防災計画の中に反映させていくべきですので、引き続き勉強していきたいと思います。

 

 

そして自分自身も日頃からできることとして、

自主女性防災リーダー組織クローバーいちばのお手伝いをさせて頂いています。

 

8月6日の午前中に小野市防災センターで、お子様がいらっしゃる大人の方を対象に、小児の救命講習を消防署の方にして頂き、

夏休みですので、大人と離れられるお子様については、非常時持ち出し袋の中身を一緒に考えるという企画を計画して下さっています。

またこの件についての詳細は改めて私からもお知らせ致します。

 

日頃から家族で防災について話し合ったり、備蓄品を見直すことが大切だと本当に痛感しています。