9 9月 2017

Category: 活動報告
2017年09月09日(土)
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明石市の手話言語・障害者コミュニケーション条例に基づいた施策を学びました

8月後半に関西若手議員の会主催の勉強会に参加し、

明石市の手話言語・障害者コミュニケーション条例について学びました。

 

この条例は、手話や点字、筆談など、様々なコミュニケーション方法が利用しやすい環境を整備し、お互いに理解し合い、一人ひとりの尊厳を大切にしあう共生のまちづくり推進のための条例です。

 

小野市でも平成28年3月に、手話、要約筆記、点字等意思疎通手段利用促進条例を制定し、市が主催するイベントで手話通訳や要約筆記の体制をとるなど、少しずつ利用促進が図られているところです。

 

明石市では折りたたみ式スロープや筆談ボードの購入、点字メニューの作成などの設置をする民間事業者や地域の団体に助成を行うなど、合理的配慮を促進する事業を行っておられます。

 

また、手話通訳士の資格を持った任期付正規職員が、コミュニケーション支援体制の充実に大きな役割を担っておられ、聴覚・視覚の障がいがある方を対象にした避難訓練の実施も行われていました。今後は、それぞれの方が地域での避難訓練に参加できるよう取り組んでいきたいとのことでした。

研修ではiPadのFaceTimeを利用した遠隔手話通訳サービスを実際に拝見することもでき、この条例に基づいて明石市がどのような取り組みを行われているのか、大変勉強になりました。

 

小野市においても意思疎通手段促進条例に基づき、どのように事業が行われていくのかという視点を大切に活動していきたいと思います。