26 12月 2016
2016年12月26日(月)
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政務活動費の廃止について

本日議会が閉会しました。

今回の議会では、人事院勧告に従い、一般職・特別職の給与、議員の報酬に関する条例の一部改正等の議案があり、全て可決されました。

例えば議員は、今回の可決により期末手当が4.2ヶ月分から4.3ヶ月分へと引き上げされることになります。

結果から言うと、私はこの議案に賛成致しました。

 

私自身だけのことだけを考えると、報酬が上がることにもちろん抵抗はありますが、

小野市の現在の報酬、政務活動費の支出の現状、自営業でないと副業は難しい現状から、賛成という判断を致しました。

 

そして、今日の議会最終日で会派に所属する皆さんから議員提出議案として、簡単に書くと「政務活動費の廃止」が提案され、私もそれに賛同し、全会一致で可決されたことも理由にあります。

 

小野市議会では、現在月額2万円の政務活動費が支出されています。

もちろん文房具の購入等も政務活動費で支出することは一切認められておらず、広報の印刷も個人の政治活動との区別の判断が難しいと感じたため、私は自費で発行しています。

政務活動費は、月額2万円先払いで一旦会派や議員が受け取り、使用しなかった分に関しては、返金するというシステムです。2万円が毎月議員の報酬に上乗せされる、、、ということではありません。

 

提案者は、今後決定していく事項として、

活動に必要な費用が発生する場合、予算をとって執行する…という形の提案も踏まえられましたが、

この点に関しては疑問が残りますので、個人で勉強が必要だと感じた場合は、自分の報酬の中で対応していこうと考えています。

 

政務活動費の廃止に関し、賛成する理由として、

小野市の政務活動費の支出は、不正の無いように定められたルールの中での支出である反面、実際に議員活動をさせて頂き、私の感覚としては非常に支出し辛いというように感じました。

また、議員を対象とした講座は、割高なものも多いのですが、

(例えば、2時間ほどの講座で、1万5千円〜2万円など)

出来る範囲で、参加しやすい値段の講義など、考え行動していきたいと思います。

 

私の考え方としては、委員会活動の活発化をすべきであるということ、

やはり各自治体、議会も多種多様ですので、現在の小野市議会に於いては政務活動費の支出廃止が妥当だという考えであること、

議会図書室の強化を図る必要があるということ、

議員間討議が活発な議会を目指し、議会として強化していくべきだと考えています。

 

 


 

義父の一周忌のため、明日より義実家に帰省し、1月1日に戻ります。

ひと足早くお休みを頂く形になりますが、どうかお許し頂ければと思います。