2 11月 2015
2015年11月02日(月)
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行政へ自分の意見を届けよう

この週末はたくさんのイベントがありました。

 

先週木曜日から小野市美術展の開催があり、小野市伝統産業会館でたくさんの美術作品に触れることができました。

 

土曜日の午前中は、好古館にて10月31日〜12月20日までの特別展「江戸時代の産業経済の発達〜小野市市場地区〜」のオープニングに出席して参りました。

市場地区ということで、市場保育園の園児による市場太鼓の力強いパフォーマンスで幕を開けました。

普段目にすることのできない貴重なお品も展示されていますので、ぜひこの機会に好古館まで足をお運びください。

 

午後からは北播磨地域男女共同参画推進員連絡会議主催の、

「方針決定への女性の参画を考える」と題されたパネルディスカッションに参加させて頂きました。

小野市市民安全部ヒューマンライフグループ男女共同参画推進リーダーや、小野市議会副議長、小野市本町1丁目自治会長、小野市女性団体連絡協議会会長など、時代の先を立って女性の道を切り開かれている皆様のお話をお伺いすることができ、とても勉強になりました。

私はどこに行っても、「若いのに〜」といったお言葉を頂きます。

その後に続く言葉として、いいお言葉、そうではないお言葉、もちろんたくさんですが、

私自身は若いのに頑張っているつもりもなく、女性だけど、女性だから、頑張っているつもりもなく、、、

ただ一個人として、「自分ができることを行動にうつす」を目標に日々過ごしています。

女性だから男性だから、経験があるから経験がないからではなく、”今の自分が出来ること”です。

もちろん出来ないことも多々あります。

常に等身大を意識していきたいと思います。

 

昨日、日曜日はまず子供を連れて消防防災フェスに行って参りました。

疑似体験で火災の際の煙の中を体験するコーナーがあったり、人命救助について習うコーナー、放水体験など様々な体験をすることができ、家族連れで賑わっておりました。

煙の中を進む体験コーナーでは、思った以上に前が見えなくて本当の煙でないにも関わらず、少し苦しくなりました。

これが本当の火災ならパニックになるだろうな、、、と感じました。

普段生活をしていると、防災に関して意識が薄くなることがありますが、こういったイベントを通じて一人一人の防災に対する意識が高まればいいですね。

 

午後からはエクラでの、「DV家庭で育つ子どもたち」という講演を聞いて参りました。

お話を聞いていて、自分自身も思い当たる節があるのです。。。

例に挙げていらっしゃったお話でも、

「仕事をして帰宅すると、玄関に散乱した脱ぎっぱなしの靴、シンクには汚れた食器、テーブルの上も片付けられておらず、横になっているパートナーと、ゲームをする子どもたち。。。」

 

誰もがイラっとしてしまう光景だと思います。

しかし、子どもにケンカを見せることも良くないと先生はおっしゃられました。

なかなか現実の生活では難しいところもありますが、パートナーに対しても子どもに対しても一呼吸置いて接することが大切です。

11月は児童虐待防止推進月間です。

親なら誰もが子どもを大切に思い、一生懸命に子育てをしているはずです。

悩みや不安は一人で抱え込まず、辛い時は勇気を出して相談しましょうね。

自分たちだけでなく、地域で子育てをしていける社会であって欲しいです。

 

 

そして、本日は会派から市長に予算要望をする時間を設けて頂きました。

毎年1回は用意されているようです。

議員からこのような形で行政に提案できる機会があるとは、議員になるまで知りませんでした。

議員からだけでなく、小野市では市民が行政に直接意見できる”市長の手紙”などがあります。自分たちの地域をより良くするために自分の意見を出すことが重要です。

 

小野市の地域交通網形成計画(案)に対する意見の公募も現在行っています。

 

私は、らんらんバスについてはもちろん拡充していくことは大切なことだと考えていますが、行政が果たしてどれくらいの拡充を考え、どんな未来を想定しているのか、私も勉強中です。

 

80歳を超える私の祖母は、小野市外に一人で住んでいます。

近くにスーパーもありますが、そのスーパーにまで一人で行くことが難しい状況です。

そう書きますと、重篤な状態のようにも捉えることができますが、

気持ちはいたって元気ですし、足の手術をしてから杖をつきながら段差などがあれば少し心配というような元気なおばあちゃんです。

しかし、想像してみますとやはり歩いてスーパーに行くのは大変だということがわかります。

行きは大丈夫でも、買い物をした重たい荷物を持って帰宅する…私たちでも、牛乳1本と他飲み物買っていれば、重たくて駐車場の車まで歩くのも大変ですよね。

そうした現状を想像し、バスを巡らせるのはいいが、相当な本数や台数でなければ、バス停まで元気に歩けない方や車がないお年寄りの方の日常の足となりうることが出来ないのではと危惧してしまいます。

今たくさんの税金を投入して、継続していけるだけの計画がなされているのか、果たして将来継続的に福祉施策としてらんらんバスを運用し続けることができるのか、私の中で疑問に感じる点があることは事実です。

 

 

皆様も皆様のそれぞれの意見を行政へ届けませんか。

小野市はみんなで創っていくものです。