18 8月 2017
2017年08月18日(金)
 0

明石市へ視察に行ってきました

他の自治体の議員さんにお声かけ頂き、明石市の視察に行ってまいりました。

 

午前中は今年の1月27日に移転オープンした、あかし市民図書館を見学させて頂きました。

 

こどもを安心して産み・育てられるまち、支援を必要とする人に必要な支援が行き届く、誰もが暮らしやすいまちを目指す明石市の特色が大きく反映された図書館でした。

 

図書館に入るとすぐに交流エリアであるラウンジがあり、コーヒーを飲みながら本を読むことが可能です。

ラウンジの奥ではハイレゾリューション音源を使って安らぎ空間を演出し、明るく、コーヒーの香りが漂う中、読書ができるという五感が満たされる空間です。

 

子どもたちや親子連れが賑わう児童書エリアと一般書エリアは、この交流スペースと中央カウンターが間に挟まる作りになっており、子どもたちが自由に図書館を楽しんでいる印象を受けました。

私も子どもを連れて図書館に行き、理由は忘れましたが子どもが泣いてしまった際、すぐに職員の方が駆けつけ注意を受けたことがあります。図書館という性質上、注意されることは仕方がないと考えていますが、

あかし市民図書館では賑やかな印象を受けたため、職員の方に賑やかな子どもへの対応方法を伺うと、「基本的には保護者に任せている、スタッフが率先して注意をするようなことはない」とお聞きし、

本当に子どもにも子育て中の方にも優しい図書館であると思いました。

児童書エリアと一般書エリアの位置と構造が、それを可能にしているようでした。

 

 

そして、拡大読書器や音読読み上げ機、大活字本、点字資料、デイジー図書、一部の方には図書の宅配サービスなど、誰もが自分の読みたい本を読める環境が整っていました。

また、企業史料や大学史料が充実していること、さらに有料データベースも取り扱っておられることも印象に残りました。子どもたちが将来進学や就職を考える時に、手にとってもらえるようにと館長の想いも聞かせて頂きました。

 

図書館は明石駅前のパピオス明石の4階にあるのですが、

その上の5階は、中高生世代交流施設ユーススペースや、一時保育ルーム、

 

 

ボーネルンド社の屋内大型遊具で明石市民は1時間半無料、市外の方も1時間半300円という破格の値段で遊べる親子交流スペースハレハレ、

 

 

プレイルームとこども図書室を備えたあかし子育て支援センター、

明石たこ大使さかなクンのギョギョルーム、

 

そして、6階には乳幼児健康診査なども行うこども健康センターとあかし総合窓口があり、

子どもと子育て世代を徹底的にサポートするという想いが強く伝わってきました。

 

午後からは、泉市長のご厚意で1時間の懇話の機会を頂き、初めて泉市長にお目にかかることができました。

記事などで読むだけではわからないお人柄に触れ、福祉に対する熱い想いと、戦略的な自治体経営について具体的にご教授頂きました。

小野市の市長もそうですが、リーダーシップと言うのでしょうか、人を動かすための人としての強さ・パワーみたいなものが溢れておられると共通して感じました。

 

泉市長の懇話の後は、

明石市の中核市移行について、児童相談所設置に向けた取り組みについて、里親100%プロジェクトの取り組みについて、人事考課制度等について、「本のまち明石」の取り組みについて

 

と、多岐に渡る研修内容でした。

 

本当に濃い1日でしたのでうまくまとめられずに、ダラダラと書いてしまったと思えば、サラッと書いてしまっている部分もありますが(泣)、

近隣市の政策から刺激を受け、学んだことを議員活動に活かしていきたいと思います。

また来週に別の研修で明石市役所に伺う予定ですので、さらに理解を深めていきます。

 

また、子どもと一緒にプライベートで明石に遊びに来たいなと思った1日でもありました。

 

ご準備頂きお声かけ頂いた皆様、ご対応頂いた明石市の皆様、本当にありがとうございました。

 

明日は、いよいよ小野まつりです!

5000発の花火は今年から20時からの前倒しとなっていますのでお気をつけてくださいね。