5 7月 2017
2017年07月05日(水)
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委員会視察1日目

今日から2泊3日で、総務文教常任委員会の視察に来ています。

 

今日は佐賀県鹿島市において、スポーツ合宿誘致の取り組みについて勉強させて頂きました。

 

鹿島市では、蟻尾山公園を中心に主に陸上競技(長距離)の合宿を受け入れておられ、
直近では青山学院大学の陸上部も合宿に来られました。

 

鹿島市は、タイ映画などの撮影地となり有名になった日本三大稲荷の一つ、祐徳稲荷神社があり、勝守のお守りも有名で、合宿に来られた選手もご利益にあやかろうとお参りに来られるそうです。

 

 

(研修のあと、祐徳稲荷神社に少し寄ることができました。)

 

そして、蟻尾山公園の陸上競技場も見学させて頂きました。

 

 

今回、なぜスポーツ合宿誘致事業について視察に行っているのかというと、

小野市で平成31年度末完成予定を目指す浄谷黒川丘陵地整備事業があるからです。

 

先日、民生地域常任委員会の視察に参加させて頂き、現在の浄谷黒川丘陵地の状況も拝見して参りました。

 

 

この整備事業は、青野ケ原演習場等周辺屋外運動場設置助成事業として、3分の2を国に補助して頂くことになっています。

 

災害発生時には自衛隊の災害拠点となったり、避難場所となるため、防災倉庫、防災トイレ、防災水槽等も設置され、

400Mトラックの周りに設置してあるベンチは、災害時にかまどとして利用できる、かまどベンチとなっています。

 

 

運動施設としては、第4種公認陸上競技場として、また、成人サッカーやラグビーの場合は1面で使用できる人工芝が施工される予定です。

 

浄谷黒川丘陵地の土地利用計画はこちらをご覧ください。

http://www.city.ono.hyogo.jp/1/8/11/4/01/

 

 

鹿島市では、陸上競技場とクロスカントリーコースが隣接している点が陸上競技者が合宿をする際に好まれる環境であるということが分かりました。

 

運営は10名の実行委員会で行われており、合宿は市内にあるビジネスホテルを主に利用して頂いておられるものの、

選手の食事のサポートは近隣の飲食店の方にご協力頂くなど、合宿誘致をするだけで終わるわけではなく、その後のサポートもされていらっしゃいます。

 

鹿島市スポーツ合宿誘致事業交付金もあり、活用して頂く代わりに、

合宿は公開練習を基本として頂き、市内学校への訪問などを通じて、子どもたちの競技への関心、憧れや目標を抱くということに繋げておられるとのことでした。

 

小野市でも浄谷黒川丘陵地の整備に伴い、より有効的に地域の活性にも繋げられる取り組みが必要です。

これからの事業が子供達にとっても明るいものになるよう、市議会としても提案していければと思います。

 

明日は、佐賀県神埼市で研修を受けて参ります。